成長期 男子

男の子が大人に変わる時の変化と親がケアすべきこととは?

多くのママにとって息子は第2の恋人だと言われます。
パパはちょっとジェラシーを感じてしまうかもしれませんけど
息子というのは愛情を示すのに躊躇しません。
大きな瞳で「ママ大好き」なんて言ってくれたらもうメロメロになってしまいますよね。
でもこの小さな男の子がやがて男性に変わって行く時の心と体の変化を、
ママはどれくらい考えそして覚悟して迎えるでしょうか。
女性のママにはわからないかもしれない男の子の「揺らぎ」
ママ達はどのようなケアをしたらいいのでしょう?

 

1 男の子の成長期とは?

 

男の子が成長期に入るのは、早くて9歳前後、平均で11歳くらいの頃です。
「あ、成長期に入ったな」とわかるのは「背丈の伸び」ではないでしょうか。
子供の背丈が伸びるのは、骨端線の発達によるものです。
骨端線は軟骨のようなもので、大腿骨やすねの部分などにあり、成長期には栄養素を取り込み、ぐんぐん伸び、増殖していくのですが、高校卒業くらいで硬くなり、同時に背丈の伸びも止まります。
この間、身長は2年間で約8pから9p伸びますが、よく身長を伸ばすには睡眠や栄養、そして運動が欠かせません。
また身体的、精神的なストレスを過度に受けると身長が伸びなくなるので注意しましょう。
その他、成長期の印として
・睾丸が発達し、陰嚢が増大し赤みをおびてくる。
・陰毛やヒゲが生える
・声変わり
などがあり、周囲からもはっきりと成長期に入った事がわかります。

 

2 男の子の心の変化を見守ろう

 

成長期には「彼」自身、体や心に変化が起こります。

 

・ 外見の変化
ヒゲが生えたり、声変わりが起きたりしますが、その変化についてママが何気なく「うちの子、すっかりむさくるしくなって」などと
いうのは控えましょう。
男の子はこの時期、自分自身に目が行くようになり、回りからどう見られているかをとても気にし出します。
体臭や髪型、服装なども気にし始め、自分の好みと回りからの評価に戸惑い、悩みます。
そんな姿はある意味、微笑ましいものですが本人はとても真剣ですし、出来ればさわやかな男と呼ばれたいと思っている筈。
無神経なママの一言が成長期の子供の心を傷つけかねません。
ゴミ箱にデオドラント系の汗ふきシートを見つけたり、ひげを一生懸命剃っている姿を見ても「ああ、大きくなったな」程度に思って見守りましょう。

 

・ 異性が気になる
この時期は性ホルモンの分泌が活発になり、性的欲求も高まって来ます。
女性の体に興奮したり性行為に関心を持つなどはごく自然な事なので、あからさまに嫌な顔をするのは控えて欲しいですね。
部屋にHな本を見つけたり、布団の中でごそごそしているようなことがあっても気づかないふりをするのがマナーです。
今後、子孫を残していく体になる為の大事な時期だからです。
例えばマスターベーションやいわゆる射精を経験したり。
彼としてはこんな話は絶対に母親には出来ません。
こういう時こそ、同性であるパパの手を借り、男同士できっちりと「性」について語り合うのもいいかもしれません。

 

 

3 気をつけたい成長期の食事と睡眠と運動

 

成長期には骨端線を発達させ、背を伸ばす為に必要な栄養素があります。
それは、たんぱく質、カルシウム、マグネシウム、亜鉛の4つです。
タンパク質が体の筋肉や細胞を作り、成長ホルモンの分泌を促し、カルシウムが骨を作り、体調を整え精神のバランスを保ちます。
体を作るたんぱく質には同時にある程度のカロリーが必要となり、その両者に含まれるIGF-1という成長因子が背を伸ばす大きな要因になっています。
IGF-1の血中濃度が高ければ背も伸びるわけです。
食べ盛りの子供達が好むハンバーグやステーキやロースかつなどにはIGF-1が非常に多く含まれています。

 

カルシウムと言えば牛乳ですが、実はあまり体に吸収されにくいもので、体の外に流れていく率が高いのですが
牛乳に含まれるリン酸はさらにカルシウムの吸収を抑制する作用があります。
そこでビタミンDと一緒に摂ると吸収率があがります。
ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける他に免疫力を高めたり、骨を丈夫にしたりします。
牛乳やチーズ、ヨーグルトと同時に、きくらげや干ししいたけなどのキノコ類やいわしなどを共に摂取する事も大事ですが、太陽の下で運動し自らの体でビタミンDを生成する事も大切ですね。

 

マグネシウムはカルシウムと一緒に摂取する事で、より骨を丈夫にしますので、ナッツ類やひじきなどをよく食べさせましょう。
また、亜鉛は新陳代謝が活発な成長期程多く存在しますが、それだけに消費も多く不足しがちです。
新しい細胞を作ったりたんぱく質の合成、さらに味覚を育て、新陳代謝を促す作用があります。
牡蠣が代表的なものですが、納豆や和牛もも肉、豚もも肉などにも含まれています。

 

成長期にはよく眠る事が大事です。
なぜなら成長ホルモンは夜の22時から午前2時に最も活発に分泌されるからで、この時間にはぐっすりと眠っている必要があるのです。眠らないでいると脳が疲れ切ってしまい成長ホルモンが分泌されなくなります。

 

また運動も非常に大切な要素で、成長期には体の一部を強化するような運動ではなく、全ての部位をバランスよく使う、ストレッチ運動やダンスなど、また、縦方向に伸ばすバレーボールやバスケットボールなどがお勧めです。

 

4 大事なのは心の成長

 

見た目が急に男っぽくなって、自己主張が激しくなり屁理屈が上手になるのもこの時期です。
「高校なんか行かない。学歴がなくても立派な人はたくさんいるって先生が言ってた」などと言い出して勉強をサボる理由にしてみたり、
あまりにも正攻法で理屈をこねて親を困らせたりします。
理想と現実のギャップに驚いて戸惑い、悩み、甘える・・・それは心が成長してしる証です。
親としても驚いたり、悲しんだりすることもあるかもしれませんが、一緒に大人の階段を上るつもりで、彼が必要としたときに手を差し伸べてあげましょう。

 

 

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